神待ちの存在自体が比較的新しいという事は想像出来ますよね。なぜかというと宗教上の「神」以外に人に対して神という言葉が使われるようになった事自体がここ最近の話だからです。2ちゃんねるなどで凄い人の事を「神降臨」などと言い、神様みたいな人というニュアンスで使われる言葉です。
神待ちが流行りだしたのは2009年頃
神待ちの場合も同様で、家出して食べるものがなく寝る場所もない家出少女を助けてくれる神様みたいな存在の男性と出会うサイトという意味です。
このサイトがいつ頃現れたのかは確定する事が出来ません。
なぜかというと元々は普通に若者が利用する出会い系サイトに家出少女が
「家出中で困っています。助けてくれる人はいませんか?」
とカキコミをした事が始まりだからです。
個人の発言が注目を浴び、そこからサイト運営が始まっていったという経緯があります。
そしてメディアでクローズアップされたのは、2009年頃からです。
2009年とはちょうどネカフェ難民やマック難民が出現し始めた頃でもあります。
ネカフェ難民やマック難民の全てが家出少女という訳ではありません。
その大半は日雇い労働者などの非正規社員でしたが、そこに家出少女も混じっていました。
警察庁が発表したデータでは、2015年に家出した10~20代の若者は3万人以上います。
しかもその数字にはプチ家出や親が捜索願いを出さない若者の数は含まれません。
つまり実際にはもっと多くの人が家出しているという訳です。
さらにその数は年々増加傾向にあるという事で社会問題にもなっています。
神待ちする少女の特徴は
ではそんな神待ちを利用している家出少女の特徴についても紹介します。
彼女達は不器用で繊細な子が多いのです。
家出をして見知らぬ男性と泊まるぐらいだから図太いと思われがちですがそうではありません。
器用で日常生活で上手く立ち回る事が出来れば、家出なんて選択をを選ぶ事にはなりません。
また家出をしても身の回りにいる人に「助けて」と言えるだけの人間関係を築けていれば、見知らぬ男性に助けを求める事もありません。
貞操観念がないわけではない
つまり助けを求める人もいないからこそ、見知らぬ男性に助けを求めるしかないのです。
それだけ日常生活では人間関係が希薄なので、必要とされたいという気持ちも強くあります。
セックスをするのは食事や寝る場所を確保する手段であると同時に、必要とされている事を実感出来る手段でもあるのです。
そのため男性も家出少女の心情を理解して優しく誠実に対応すれば、出会い率はかなりアップするでしょう。