日本でもSNSやコミュニティを使って家出をする少女や女性がいますが、海を渡って隣の国『韓国』では”就職難”の為に、家出をする住民が続出しているようです。
家庭内の問題から家出をするのは日本と変わらない
韓国では、『就職が上手くいかなくて家出をした息子(30代)と連絡が取れなくなった』と捜索願が実際に出されています。
家出をした息子は、就職が決まらずにうつ状態にあったそうです。
家出をする年代が年々広がっているのは以前お話しましたが、それは隣韓国でも家出をする人が増えているようです。
以前は捜索願を出される世代が『子供・女性・高齢者』がほとんどでしたが、の18歳以上の行方不明者は3万1414人。
には3万5千人にまで増えてきています。
18歳以上の捜索願届け出
- →3万1414人
- →3万2832人
- →3万4710人
同じ期間で18歳未満の家出などで行方不明になった人が、2万1591人から1万9870人にまで減少している事を見ると深刻度は計り知れません。
成人は行方不明者扱いが出来ない
成人を越えた行方不明者が続出している為、警察の方でも対応が出来ないと混乱しているようです。
『未成年者であれば行方不明者として捜索出来るが、成人を越えた人間は行方不明者ではなく【家出人】扱いになり警察が捜索やDNA検査を行う事が出来ない』状態になっている。
もし仮に本人を発見出来たとしても、未成年者と違い『本人が拒否すれば届出人に連絡する事が出来ない』ので、見つかって親元に戻るケースが極めて低い状態に陥っています。
しかも、成人の家出をする原因のほとんどが就職難の為、ストレスから犯罪を起こすケースも増えていて
実際に家出をした20代が放火をして逮捕された実例もあります。
一時的な感情から家出をしたケースと違い、将来を悲観しての家出なので親族からの強い説得に応じなければ自ら自宅に変える可能性もほとんどない為、かなり苦慮しているようです。
日本の神待ちと韓国の神待ちの違いは無い
しかし日本も、年々成人の家出率が増えてきておりその割合は未成年者に迫る勢いです。
文化や経済の違いはあれど、自分の身近な環境に嫌気がさしての家出には変わりはないので他人事ではないんです。
自分の一時的な感情で周りに迷惑を掛ける事が頭をよぎるのであれば、踏みとどまる事が懸命でしょう。